海城中学の、帰国子女枠入試B方式、C方式の総合の対策
海城中学の、帰国子女枠入試B方式、C方式の総合の対策についてお伝えします。
帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。
さて今回は、海城中学の、帰国子女枠入試B方式、C方式の総合の対策についてお伝えします。
まず、過去3年間のB方式、C方式に合格している帰国生の総合の得点について確認してみましょう。
・B方式: 日本人学校生、現地校・インター生向け(非英語圏)
・2017年度B方式合格者平均点: 75点/120点(63%)
・2017年度B方式合格者最高点: 78点/120点(65%)
・2016年度B方式合格者平均点: 69点/120点(58%)
・2016年度B方式合格者最高点: 84点/120点(70%)
・2015年度B方式合格者平均点: 64点/120点(53%)
・2017年度B方式合格者最高点: 82点/120点(68%)
※B方式合格者の総合平均は53~63%
・C方式: 現地校・インター生向け
・2017年度C方式合格者平均点: 31.8点/120点(27%)
・2017年度C方式合格者最高点: 44点/120点(37%)
・2016年度C方式合格者平均点: 32.7点/120点(27%)
・2016年度C方式合格者最高点: 44点/120点(37%)
・2015年度C方式合格者平均点: 31.8点/120点(27%)
・2015年度C方式合格者最高点: 47点/120点(39%)
※C方式合格者の総合平均は27%
C方式は英語が得意な現地校生・インター生が受験します。
ですから、総合の点数が低くなってしまうことは納得ができます。
しかしB方式の受験生も、総合の点数があまり高くありません。
算数の点数と比べるとよくわかります。
つまり、総合は点数を伸ばしにくい科目であることを理解した上で、対策をする必要がありますよね。
次に、総合の問題の分析です。
平成27年度の総合を使って分析します。
平成27年度の総合(全14問)
大問1 『フランダースの犬』に関して
問1(1)~(4) 内容正誤問題: 対策がしやすい
問2(1) 一般常識を問う問題、推測させる問題: とても対策がしにくい
問2(2) 抜き出し問題: 対策がしやすい
問3 2つの文章の要点を理解して、それら要点に沿って意見を述べる問題: 対策がしにくい
大問2 『進化とはなんだろうか』に関して
問1(1)~(4) 内容正誤問題: 対策がしやすい
問2(1) 一般常識を問う問題、推測させる問題: 対策がしにくい
問3 抜き出し問題、データ読み取り問題: 対策がしやすい
問4 3つの条件にしたがって、事例を考えて述べる問題: とても対策がしにくい
「対策がしやすい」、「対策がしにくい」、「対策がとてもしにくい」の3つに分類しました。
大問1の問2の(1)、大問2の問4は、「とても対策がしにくい問題」で、国語が得意な生徒さんでも苦戦します。
文章中に答えが書かれておらず、自分で答えを考え出さなければいけないからです。
※B方式合格者の総合平均は53~63%
※C方式合格者の総合平均は27%
総合はそもそも難しい科目ですし、合格者の獲得点数が低いです。
合格点が取れるように、勉強をすれば良いですよね。
過去問題を使って対策をする場合は、まずは過去問題を分析して、問題を分類します。
「対策のしやすい問題」は、確実に解けるように練習します。
「対策しやすい問題」は、半分以上あります。^^
「対策のしにくい問題」は、部分点が取れるように練習します。
「とても対策のしにくい問題は」、場合によっては捨てます。
海城の帰国枠入試を受験するみなさん、勉強をがんばってくださいね。^^
なお海城の帰国枠入試について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、齊藤までメールをくださいね。^^
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